【東京都議選】菅直人元首相「ブレない候補者を応援する」と強気のブログ 民進都議の相次ぐ離党ドミノに危機感か [04/26]

菅直人元首相「ブレない候補者を応援する」と強気のブログも民進党都連では動揺広がる 民進都議の相次ぐ“離党ドミノ”に危機感?
産經新聞:2017.4.26 08:40更新
http://www.sankei.com/politics/news/170426/plt1704260011-n1.html

 ■関係者ら動揺

 東京都議と市議計7人が一斉に離党の意向を表明した25日、民進党の都連関係者らに動揺が広がった。
収まらない“離党ドミノ”に、お隣の衆院東京18区(武蔵野市など)が地盤の菅直人元首相は、民進に残る都議選公認候補を全力で応援するとブログで表明し、組織の引き締めを図った。
一方、都議選でぶつかる自民党の都連関係者は「選挙に影響はない」と表向き冷めた表情。

 現職都議だけでなく、選挙戦を支える市議までが離党の動きを見せたことに、ある民進公認の都議選候補予定者は
「支持者からも『民進というだけで無党派の票が逃げるから無所属になるべきだ』とか『都民ファーストの会の公認獲得を目指すべき』などといわれ、正直言って心配」と打ち明けた。

 離党ドミノに危機感を持つ菅元首相は21日付の自身のブログで、民進を離党していないある都議選公認候補予定者を
「ブレないで民進党公認で戦う覚悟を決めている」と称賛し、「ブレない民進党公認候補者を全力を挙げて応援するつもりだ」とした。

 一連の民進の動きについて、都議選で対抗馬を擁立する自民都連の関係者は
「支持率回復が見込めない今の民進党では、新しい候補者を出す実力はないだろうから候補者も増えない。結果的に、民進公認の候補者の看板が無所属か『都民ファースト』へ変わっただけで、何も変わっていない」などと冷静な姿勢を示した。

 ■地元は冷静

 一方、長島氏の長年の支持者だという昭島市の元会社員の男性(72)は「小林市議は長島さんの元秘書だから離党は当たり前」と話す。

 日野市の元会社員の男性(78)は、「離党表明した市議の一人は大企業労組の支援があるから、政党の看板はあまり意味がないのだろう」と分析。
「来年の(日野)市議選で民進党はどうなるのか」と今後に関心を寄せた。

 この日午後、都内の市長が顔をそろえる都市長会が東京自治会館で開かれた。
会場入りしたある市長は取材に「民進市議がどう動いても市政に影響はない」と語り、すでに各市政における民進の存在感が薄れていることを印象づけた。


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