コラムニストの勝谷誠彦(かつや・まさひこ)氏(56)が、7月2日投開票の兵庫県知事選に立候補する意向を固めたことが25日、分かった。
近く正式に出馬表明する予定。勝谷氏の後援会関係者によると、勝谷氏は「兵庫県内を取材して回る中で、県政の課題が見えた。
県民として兵庫県に恩返しがしたい」と語り、出馬を決意したという。
■5選目指す現職らのライバルに
兵庫県知事選には、「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」代表幹事の津川知久氏(66)=共産推薦▽現職で5選を目指す井戸敏三氏(71)=自民、民進、公明推薦▽元同県加西市長の新人、中川暢三氏(61)-の3人がすでに立候補を表明している。
知名度の高い勝谷氏の出馬は、選挙戦の構図に大きな影響を与えそうだ。
勝谷氏は同県尼崎市出身。灘高校、早稲田大を卒業後、昭和60年に文芸春秋に入社。
綾瀬女子高生コンクリート殺人事件、カンボジア内戦、湾岸戦争などさまざまな取材、報道を手掛けた。
平成8年に同社を退社し、その後はコラムニストや写真家としてのほか、情報番組のコメンテーターなどとしてテレビでも活躍している。
http://www.sankei.com/west/news/170425/wst1704250061-n1.html
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