Ｊ２熊本を運営する株式会社アスリートクラブ熊本は２５日、熊本市で定時株主総会を開き、池谷友良社長（５４）が１６年度の収支を報告。昨年４月の熊本地震の影響が心配されたが、８６９万円の純利益を計上し、４期連続の黒字決算となった。同社長は「暗中模索の１年だったが、黒字決算で終えることができた。全国のサッカーファミリー、全ての皆さんの支援のおかげ」と感謝した。
熊本地震で本拠地のうまかな・よかなスタジアム（現えがお健康スタジアム）が救援物資の拠点となり、７月２日まで使用できず、当初は１億円を超える赤字が予測されていた。しかし、日本サッカー協会、Ｊリーグ加盟クラブなどから支援金が約７０００万円、Ｊリーグから地震損失補てん金として約３０００万円の特別収入があり、プラス計上につながった。
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