【音楽】米音楽界33年ぶりの珍事 トップ10を男性アーティストが完全制圧

Forbes JAPAN 4/25(火) 10:30

米国の音楽業界で33年ぶりの珍現象が話題になっている。音楽チャート「ビルボード100」の上位10アーティストが全て男性で、女性が一人も入っていないのだ。

これは数年前にレディー・ガガやリアーナ、ビヨンセケイティ・ペリーやニッキー・ミナージュらが上位を独占していたのと正反対の現象だ。
2014年と2015年のチャートでは、両年とも女性アーティストが19週連続でトップを記録していた。

今週はエド・シーランの「Shape of You」がトップで、ザ・チェインスモーカーズが2曲をトップ10に送り込んだ。
その2曲のうち1曲は女性シンガーのエミリー・ウォーレンも参加しているがクレジットには記載されていない。

男女混合ユニットの英国のバンド、クリーン・バンディットはアン・マリーとショーン・ポールをフィーチャリングした楽曲で浮上中だがボーイズクラブとも言えるトップ10に食い込むことは出来なかった。

しかし、こんな皮肉な現象もそう長くは続かないはずだ。
11位にはセレーナ・ゴメスと人気DJのカイゴ(Kygo)のコラボ曲「イット・エイント・ミー」が入っており、12位には人気女性シンガーのジュリア・マイケルズも居る。そしてこの2組は勢いを増している。

参考までに過去に同様の現象が確認されたのは1984年の2月11日のチャートだ。
カルチャークラブの「カーマは気まぐれ」がトップで、他にはロマンティックスやイエス、ヴァン・ヘイレンライオネル・リッチーらの名前が上位10位圏内に並んでいた。

(以下略、全文はソースをご覧ください。)


「Shape of You」がヒット中のエド・シーラン (Photo by Stefania D'Alessandro/Getty Images)
http://amd.c.yimg.jp/amd/20170425-00016031-forbes-000-1-view.jpg
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170425-00016031-forbes-ent.view-000
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170425-00016031-forbes-ent


◆最新の全米シングル・チャートのTOP10は以下の通り。

1, エド・シーラン ”Shape of You”
2, ブルーノ・マーズ ”That’s What I Like”
3, ケンドリック・ラマー ”Humble.”
4, ハリー・スタイルズ ”Sign of the Times
5, ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ ”Something Just Like This”
6, カイル feat. リル・ヨッティ “iSpy”
7, フューチャー ”Mask Off”
8, リル・ウージー・ヴァート “XO TOUR Llif3″
9, サム・ハント ”Body Like a Back Road”
10, ザ・チェインスモーカーズ ”Paris”

1984年2月11日付の全米シングル・チャートのTOP10は以下の通り。

1, カルチャー・クラブ ”Karma Chameleon”
2, クール&ザ・ギャング ”Joanna”
3, ザ・ロマンティックス ”Talking in Your Sleep”
4, イエス ”Owner of a Lonely Heart”
5, ヴァン・ヘイレン ”Jump”
6, ジェネシス ”That’s All”
7, ライオネル・リッチー ”Running With the Night”
8, ジョン・メレンキャンプ ”Pink Houses”
9, クリストファー・クロス ”Think of Laura”
10, エルトン・ジョン ”I Guess That’s Why They Call It the Blues”

http://nme-jp.com/news/37168/
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