【サッカー】ACL Wシドニー・MF楠神「日本のチームとの対戦は刺激」タフに粘って勝ち点を

 オーストラリアのWシドニーは25日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグの浦和戦(26日)への前日練習を試合会場の埼玉スタジアムで行った。MF楠神順平(29)は「初戦(2月21日)は0―4でやられました。でも、前半は0―0で手応えもあり、悪くなかった。あの前半のように粘ることができればチャンスはあると思う。もちろん、あの時は、レッズはシーズン前で、コンディションもまだまだだったと思う。今はいい状態だと思うので、より集中してやらないといけない」と話した。

 楠神は川崎、C大阪鳥栖でプレーした後、昨年7月にWシドニーへ加入した。オーストラリアのサッカーについては「ラグビーが盛んな国なので、やはり、球際の激しさに特徴があります。まともに、体が当たったら勝てないので、接触プレーする時の状況を判断して勝負しています。もう、だいぶん慣れてきました」と印象を語った。また、「1年間試合に出てチームとして戦ってきて、自分もタフになったと思う。日本にいる時より走れるようになったと思う」とも。独特のリズムを刻むドリブルが代名詞の楠神だが、フィジカルの強いオーストラリアで泥臭く成長した。

 Wシドニーに移籍後初めて日本でプレーする。「このスタジアムで出来るのはすごく幸せな事です。自分たちの全力を出し、いい試合をしたいと思います」。浦和とは再戦となるが、「日本のチームとやるのは刺激になります。Jリーグは、うまいチームが多い。そこをしっかりと対応しなければいけない」と警戒していた。

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