【サッカー】ビッグクラブが注目する23歳のイタリア代表FW「自分に120億円の価値はない」

トリノに所属する23歳のイタリア代表FWアンドレア・ベロッティが24日、イタリアメディア『メディアセット』のテレビ番組に出演し、1億ユーロ(約120億円)と言われる移籍金について「自分にそれほどの価値はない」と話した。

ベロッティは今シーズン、所属するトリノで25ゴールをマークしており、セリエAではローマのFWエディン・ジェコと並び、得点王の最有力候補となっている。イタリア代表にも昨年8月に初招集されると、10月9日に行われたワールドカップ欧州予選のマケドニア戦(3-2でイタリアが勝利)で初ゴールを挙げ、続く11月12日のリヒテンシュタイン戦(4-0でイタリアが勝利)ではドッピエッタ(1試合2ゴール)を決めてみせた。

■強豪クラブが興味を示す23歳ベロッティ

若きトリノの逸材にはこれまで、アーセナルやPSG、レアル・マドリーなどヨーロッパの強豪が獲得に興味を示していると報じられてきた。このためトリノのウルバーノ・カイロ会長は12月、イタリア国外のクラブに対して1億ユーロという高額な違約金を設定し、流出危機に備えた。だがベロッティ本人は自分にそれほどの価値があるとは考えていない。

「僕に1億ユーロの価値はない。正直自分にそれほどの価値があるとは思えない。でも最近のメルカートでは途方もない金額が当たり前になっている。正当な数字とは思えないよ。僕なんかまだ何もしていない」

また、5月6日に行われるユヴェントスとのトリノダービーについても、意気込みを語っている。

「ユーヴェ相手にミスは一切許されない。対面して1番やりにくいディフェンダーかい?(ジョルジョ)キエッリーニは難しい選手の1人だ。1センチたりとも自由にさせてくれない。それに(レオナルド)ボヌッチも良いディフェンダーだ。いつも集中している」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170425-00000009-goal-socc
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