【テレビ】<AbemaTV>「報道ステーション」配信は快挙!藤田社長「開局してからは、ずっと右肩上がりで伸びてきているので順調...」

 “全て無料のインターネットテレビ局”をうたう映像配信サービス「AbemaTV」が4月11日、本開局から1周年を迎えました。

 サイバーエージェントテレビ朝日が共同設立した株式会社AbemaTVにより、2016年4月に正式開局。無料かつ登録不要で見られる手軽さや、旬の芸能人を起用した番組作りなどで若者を中心に話題となり、2017年3月15日には1500万ダウンロードを突破。「将棋」や「サッカー」など、ポテンシャルが見込める新チャンネルを次々と開設し、4月10日には「報道ステーション」の配信もスタートさせました。

 ねとらぼでは、1周年を迎えたこのタイミングで藤田晋代表取締役社長にインタビューを実施。1年を振り返っていただくとともに、最近の取り組みや、今後の展望について伺いました。また後半では、アニメチャンネル担当者2人へのインタビューも掲載しています。


●1周年を迎えて

―― 1周年おめでとうございます。まずは、率直な感想をお聞かせてください。

藤田 ありがとうございます。こういうサービスは継続性が大事で、積み上げていかなければなりません。開局してからは、ずっと右肩上がりで伸びてきているので順調と言っていいんじゃないでしょうか。

―― これまでにも「視聴習慣」の重要性を繰り返し口にされていましたが、この1年で手応えは感じられましたか?

藤田 積み上げの部分ですね。見たい番組があれば、その瞬間は視聴率がグンと上がるんですけど、番組が終われば視聴者は解散してしまう。それだと意味がないので、常に見たい番組がAbemaTVにあるという状態を作らなければなりません。いまは、番組の編成も週や季節ごとなどでパターン化できていますし、視聴習慣は作れていると考えています。

―― 2017年に入ってからも、「HIPHOP」や「サッカー」「将棋」など、パワーのある新チャンネルを続々と開設していますね。

藤田 将棋は、もともとニコニコ生放送が作ったファン層があったので、非常に立ち上がりがスムーズでしたね。それ故にニコ生への申し訳なさもあります。

―― 4月10日には有料プラン(プレミアムプラン/月額960円)に「Abemaビデオ」が追加されました。現在は広告収入がメインだと思いますが、有料会員の数も着実に伸びているのでしょうか。

藤田 収益化自体はいまはあまり意識していないです。広告は結構引き合いが強いですが、有料プランの方は存在自体アピールしてこなかったのでまだ全然。でもそれなりに登録者数は増えていっています。市場規模的には100万会員とか、それぐらいの数字は目指せると思っています。

 Abemaビデオをこの時期にリリースしたのは、これまでコンテンツが蓄積されておらず、スカスカだったから。その状態でNetflixAmazonプライム・ビデオなどと比較されても困ってしまうので。

つづく

一部抜粋

ねとらぼ 4/25(火) 12:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170425-00000009-it_nlab-ent
http://mastetae.xyz/