【国連】 自転車シェアリングで地球温暖化対策推進へ

国連は、街なかに置かれた自転車を好きな時に利用することができる、自転車シェアリングの普及を通じて、地球温暖化対策を推進していくことになりました。

これは、国連のデュジャリック報道官が25日、定例の記者会見で明らかにしたものです。
それによりますと、国連は2030年までの長期目標の一つに地球温暖化対策を掲げ、自転車シェアリングの普及を通じて、各国で地球温暖化問題への意識を高めたいとしています。

具体的には、UNDP=国連開発計画が中国やシンガポール、それにアメリカなどで、自転車シェアリングを展開する中国の企業と協力関係を結び、
国連側は、この企業の自転車の利用を呼びかける一方、この企業からは資金援助を受けて、地球温暖化対策の共同研究プロジェクトを立ち上げるなどとしています。

UNDPは、今後5年間に世界で1億人が自転車シェアリングに関わることを目指しているということで、国連のデュジャリック報道官は「今回の協力関係は都市部の環境問題への対策に資金を提供し、
温室効果ガスの排出を減らすことにもなる」と述べ期待を示しました。

配信 4月26日 7時16分

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