【厚労省】自殺者数 「10年で3割減」 数値目標設定へ

自殺総合対策大綱の見直しに関する厚生労働省有識者検討会が、今後10年間で自殺者数を3割減らすとの目標を掲げることが25日、関係者への取材で分かった。

人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)を18.5人(2015年)から、26年までに13.0人以下に下げる。

26日の会合で最終報告書案を示し、意見を取りまとめる見通し。政府はこれを受け、今夏に新たな大綱を閣議決定する。

政府は07年に初めて策定した大綱で、人口動態統計に基づく自殺死亡率を10年間で2割減らすと掲げ、既に達成した。

配信 2017/4/26 02:07

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