【企業】名大の研究拠点建設へ7億円寄付 工作機械大手オークマ

 ものづくりの基盤になる工作機械工学研究を推進するため、名古屋大学と工作機械大手オークマ(愛知県大口町)は25日、名大東山キャンパスに新たな研究拠点を建設すると発表した。総工費は約7億円でオークマが全額寄付するという。

 研究拠点は「オークマ工作機械工学館」。地上3階、地下1階、延べ床面積は約1500平方メートルで、2019年の完成を予定している。立体的な加工ができる5軸加工機など最先端の大型工作機械も複数台設置する。学術会議や国際会議の場所としても活用できるホールも備える計画だ。

 名大などによると、機械の開発には、振動や制動のメカニズムなど、基礎特性の研究が重要になる。だが、工作機械工学分野の研究者は減っているという。


朝日新聞デジタル 4/26(水) 6:51配信
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