【春闘】大企業の賃上げ率2.18% 経団連、春季労使交渉の1次集計

 経団連は25日、今年の春季労使交渉の1次集計の結果をまとめた。定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ額は月7155円と前年に比べて2.18%増えた。賃上げ率が2%を超えるのは4年連続。安倍政権は経済の好循環に向けて賃上げを要請しており、個人消費を下支えする効果は期待できそうだ。
(記者注:NHKでは賃金の引き上げ額として19円低くほぼ横ばいであると表現している。ソースによって表現が異なる点に留意)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170425/k10010960801000.html

 従業員500人以上の東証1部上場企業を対象に調査し、13業種63社をまとめた。6月に最終集計をまとめる。賃上げ率は前年に比べて0.01ポイント下がった。賃上げ率が4年続けて2%を超えたのは1996~99年以来。

 業種別でみると賃上げ率が前年を上回ったのが5業種、下回ったのが8業種だった。自動車は2.46%、食品が2.39%とそれぞれ0.09ポイント、0.06ポイント伸びた。一方、鉄鋼や紙・パルプは前年を下回った。

(記者注:下記リンクにハフィントンポストによる連合側の座談会。各自参照して読み比べて欲しい。こちらは中小の賃上げ促進と非正規の処遇改善が主題になっている)
http://www.huffingtonpost.jp/rengo/atypical-employment-small-scale-corporations_b_15846634.html

2017.4.25 16:01
日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF25H05_V20C17A4000000/ http://mastetae.xyz/