【静岡】「つま恋」高級リゾートに…日帰り温泉やホテル 掛川市[04/25]

静岡県掛川市の複合リゾート施設「つま恋」を譲り受けた
ホテル運営会社「ホテルマネージメントインターナショナル」(HMI=本社・東京都)は24日、
27日の本格的な営業再開を前に内覧会を開いた。

施設名は「つま恋」の名称を残した「つま恋リゾート彩の郷」とし、
「自然との触れ合いを楽しむ高級グリーンリゾート」を掲げた。
改修費用として総額100億円を投資し、2年後には100万人の集客を目指すという。

内覧会に先立ち記者会見したHMIの比良竜虎社長は、
つま恋は音楽の聖地であり、日本文化の大きな誇りだ」とした上で、
「新たな事業を加えて収益を上げていかねばならない」と指摘した。

集客の手段として、日本庭園など緑の森づくりに約30億円、老朽化したスポーツ施設の改修に約45億円、
宿泊施設の改修に約25億円と総額100億円規模を投資し、魅力ある施設をつくるという。
県や市の支援も求めるという。
比良社長は「2年後には、現在の年間約65万人の集客を100万人にしたい」と意欲を見せた。

白が基調だった建物の外観は、赤みのあるベージュ色に塗り替え、日帰り温泉施設は工事を終えた。
2棟あるホテル(計232室)の内装やじゅうたんの新装も済ませた。

内覧会には、川勝知事やスズキの鈴木修会長らが出席し、新たな門出を祝った。
式典の一環として、比良社長や森喜朗元首相らによる記念植樹や碑の除幕が行われた。

掛川市の松井三郎市長は
「施設が活用され、世界に広がるよう掛川市としても協力する。
 2020年の東京五輪のキャンプ地として名乗りを上げており、実現することを期待したい」と話した。

つま恋」はヤマハが昨年末に一般営業を終了。
3月末に正式に営業が譲渡され、HMIは再出発の衣替え工事を進めてきた。
新たな彩の郷は、これまでの会員制を廃止して入園料を無料とする。
アーチェリーやゴルフなど各施設の料金は据え置く。

写真:27日に本格開業する「つま恋リゾート彩の郷」の入り口
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170424/20170424-OYT1I50043-L.jpg

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年04月25日 11時10分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170424-OYT1T50128.html http://mastetae.xyz/