【韓国】 強者にへつらい弱者を踏みにじる日本…次の大統領はこの様な日本の賤民根性を認識せよ[04/26]

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ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世は1891年、日本で切りつけられた。

日本軍慰安婦被害者中最高齢(99才)だったイ・スンドク、ハルモニが4月4日亡くなった。ハルモニはこれまで「認めなさい、謝罪しなさい、補償しなさい」と声を限りに叫んだが、これと言った成果もなしに亡くなった。日本は慰安婦真相究明と損害賠償に誠意がない態度で一貫した。安倍晋三総理が2015年発表した戦後70年談話も真心からの謝罪ではなかった。安倍は一層強硬に最近では少女像撤去を要求した。厚顔無恥な外交姿勢はかなりの間、持続する可能性が大きい。

1891年の大津事件は日本の2つの顔をよく見せる。ロシア皇太子ニコライ2世はその年5月、日本で切りつけられた。
(中略:大津事件の概要)

日本は迅速かつ全方向的な対応に入った。民官総動員で王まで合流し、事態の収拾に乗り出したのだ。明治日王は息子3人を連れて皇太子が泊まるホテルに急訪して頭を下げる。全国民は一糸乱れず謝罪する姿になった。全国の学校がいっせいに休校に入った。強力な謹慎意志を見せるためだ。神社や寺院、教会は回復を祈る祈祷を継続した。ニコライに送った見舞い電報だけで1万通を越えた。慶応大学の学生たちはフランス語で謝罪の手紙を書いた。一部地域では「津田」姓及び「三蔵」の命名を禁ずる規定をした。犯人の警察官・津田三蔵を思い出させるという理由からだ。ある女性は「死んで謝罪する」という遺言を残して自殺しようとした。

ひとりが犯した偶発事件に全国が大げさに騒いで恥辱を自覚したのだ。韓国人慰安婦問題にとぼけるのと全く違う状況だ。

事件の動機は単純だった。王を謁見しないまま観光することに腹が立ってこらしめてくれようとしただけで殺害の意図はなかったという。日本政府は犯人を処刑しようとありったけの力をふりしぼる。韓半島侵略元凶の伊藤博文が最も強硬だった。法の不備で死刑宣告にならなければ戒厳令をしいて処刑しろと圧力を加えた。犯人を拉致して拳銃で暗殺しようという意見も出た。

ロシアも死刑を強く求めて圧迫した。駐日ロシア公使館は殺さなければどんな事態が起きるか分からない脅迫した。大法院だけは違った。実定法上殺人を宣告する方法がなかったからだ。日本王や王族に危害を加えた犯罪だけが死刑可能だった。戒厳令宣言で裁判権を回収するという法務部の脅しにも大法院はよく持ちこたえた。結局、事件発生16日後、殺人未遂容疑で無期懲役判決をする。

ロシアの反応は意外に穏やかだった。戦争どころか賠償要求もしなかった。日本は13年後、ロシアに恩を仇で返した。1904年、日本が宣戦布告もなしにロシア極東艦隊を奇襲攻撃して戦争に突入したのだ。津田を検挙する時助けた人力車屋は露日戦争を契機に青天の霹靂をむかえる。国民の英雄から売国奴に変わって集団いじめにあった。

1937年中日戦争当時発生したパナイ号事件でも日本の偽善があらわれた。日本航空隊が民間人を乗せた米国艦艇パナイ号を撃沈した。日本は中国軍艦と誤認したと釈明した。それでも急いで謝って賠償した。日本艦隊司令官が現場で謝罪し本国政府も謝罪声明を発表した。当時としては巨額の221万ドル余りを賠償して航空隊司令官は更迭した。

米国も15年後、日本から背中に刃物を刺される。1941年、日本戦闘機がハワイ真珠湾米軍基地を攻撃したのだ。そのような日本が今は急変した。安倍総理が米国大統領選挙後、外国首脳の中で初めてドナルド・トランプ大統領に会って無限の信頼を約束した。世界最強大国、米国の前でぺたっとうつ伏せになったのだ。

強きを恐れ弱きを蔑視するという吐剛茹柔の典型だ。植民地の痛みを越えて正常関係にリセットしようとする私たちの努力がいつも失敗に終わったのはこの様な悪習が大きな影響を及ぼした。次期政府が日本の賤民根性をはっきり認識せず、外交戦略を立てれば失敗はずっと繰り返されるだろう。

ファン・テイル記者

ソース:聯合ニュース(韓国語) [隠れた歴史2センチ]弱者踏みにじる日本…「大津事件「円国民すべてが手を合わした
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2017/04/24/0200000000AKR20170424143800797.HTML
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