防衛省女性職員へのパワハラ疑惑から大炎上した民進党・後藤祐一「北朝鮮刺激しかねない状況で日本海での日米共同訓練やるべきでない」

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2月に防衛省の女性職員へのパワハラ疑惑から大炎上した民進党後藤祐一議員が4月25日、日本海で行われる見通しとなった日米の共同訓練に反対するコメントを明らかにしています(画像は後藤祐一議員の公式サイトより)。

これは後藤議員がFacebookで示したもので、日米の共同訓練を「北朝鮮を刺激しかねない状況で武力攻撃を受ける可能性のある日本海まで入って行うべきではない」としてその理由について2つ挙げています。

「安保法制で可能となった米艦防護(自衛隊艦船による警護)が共同訓練中は可能となるが、米艦が武力攻撃を受けた場合は撤収しなければならず、同盟国として避けるべき事態に陥りかねない。」

「さらにその場合には、撤収を避けるため存立事態を認定し、集団的自衛権を行使することになる可能性がある。訓練の場所は選べるので、これで戦闘に巻き込まれ、集団的自衛権行使となった場合の責任は特に重い。」

NHKによると日本海での訓練には「北朝鮮が挑発的な行動をとらないよう強いメッセージを送る狙いがある」とされているため「訓練の場所は選べる」として日本海以外で行うよう求めている点についても、またこうした背景において実施される訓練中に北朝鮮から武力攻撃を受け集団的自衛権の行使に至った場合に何故責任が発生するという解釈になるのかが定かではない点からも、後藤議員の主張がどこまで共感を得られるかは疑問も残りそうです。

確かに日本海で共同訓練が行われるのは異例だとされてはいますが、韓国も米国のカール・ビンソンなどと4月末に日本海で共同訓練を行うと言い、こうした中で「北朝鮮を刺激しかねない状況」であるとして日米共同訓練に否定的な見解を示した後藤議員の発言がどのように受け止められるか注目を集めそうです。
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