【埼玉】機械に腕を巻き込まれた男性が両手切断の重傷 東京の段ボール製造会社を書類送検 以前も同様の労働災害…春日部労基署

男性両手切断…製造会社を書類送検 以前も同様の災害/春日部労基署
2017年4月25日(火)

春日部労基署は25日、労働安全衛生法違反の疑いで、東京都大田区の段ボール製造業
「旭段ボール」と同社岩槻工場の安全担当責任者の男(60)をさいたま地検書類送検した。

書類送検容疑は昨年6月9日、さいたま市岩槻区の同工場で、
作業員男性(60)が段ボールのシートを製造する機械の不具合を直そうとした際、
ロール部を停止する措置を取らなかった疑い。
男性は機械に両腕を巻き込まれ、両肘関節付近から切断する重傷を負った。

同労基署によると、同工場では段ボールが流れていく機械を止めないまま、
作業員が手を差し込んで段ボールのずれを直すなどの危険な行為が常態化していた。
これまでも同じような災害で、作業員が手を骨折することがあった。
同社と責任者の男は容疑を認めているという。

埼玉新聞
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/04/26/03_.html http://mastetae.xyz/