【医療】アルコール依存症、断酒から「減酒」へ新外来

 アルコール依存症などを飲酒量を減らして治療する「減酒外来」を国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)が今月設置した。
 従来の治療法は飲酒をやめる断酒だが、先進的な試みとして飲酒量を減らすことを主な目標とする。軽症者を含め多くの人に治療を始めてもらいたい考えだ。

 アルコール依存症は大量のお酒を連日飲むことで発症しやすい。肝硬変や膵炎すいえんになる恐れがある。ただ治療の断酒は少量の酒も飲めないことへの抵抗感から、推計患者100万人余のうち治療を受ける人は数%にとどまる。

 減酒外来では、飲酒量のほか、家庭内暴力など生活上の課題を医師が把握。患者の希望を聞いた上で、飲む量を減らす、飲まない休肝日を設けるといった目標を立てる。

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