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【宅配】「いてくれ…」 祈る気持ちでインターホン 荷物1個164円 ★4

宅配便のドライバーの負担増が社会問題化している。
インターネット通販の拡大で荷物の数は増える一方、人手不足により長時間勤務が恒常化しているためで、大手業者を中心に宅配事業の見直しが始まっている。

道内でも労働環境の過酷さは年々増しているという。通販の荷物を配達する車に同乗し、ドライバーの現状を見つめた。

「昨日、不在連絡票を入れたんですが電話がなくて。きょうも留守でした」

季節外れの吹雪となった4月中旬の平日。
札幌市北区の篠路、屯田地域などを担当する赤帽北海道軽自動車運送協同組合(札幌)のドライバー川端康雄さん(78)は配達先マンションから肩を落として戻ってきた。

この日の荷物は、当日分20個と前日の未配達分12個を合わせた32個。自営業者でつくる赤帽北海道が、道外の通販会社から請け負ったものだ。
「多い日は60個。これでも大手の半分くらいかな」。ただ、担当エリアは大手より広く、移動の負担は少なくない。

通販の荷物は10年ほど前から増え、再配達も増えた。1人暮らしや共働き世帯が増えたためとみられる。
一方、赤帽のドライバーの手取り運賃は荷物1個164円。荷主の経費削減や競争激化で、約30年前と比べ半額近くに減った。

午後5時を過ぎると川端さんの携帯電話が次々と鳴った。帰宅して不在連絡票を確認した人からの連絡だ。
それから再配達分を中心に回った。「夜に集中的に宅配すればと思うかもしれませんが、それでは時間が足りない。日中に種をまかないと連絡も来ないので」

午後7時すぎ。宅配先のマンション入り口に、大手のドライバーが両脇に荷物を抱えて駆け込んできた。
「彼らは荷物が多い。この時間に配りきらないといけないから、時間に追われてるんですよ」

この日、最後の訪問先は室内に明かりがついていたが、応答はない。「何ででしょうね」と川端さんは首をかしげる
積み込み作業から11時間が経過した午後8時、仕事を終えた。
荷物32個のうち再配達したのは9個。再訪しても引き渡せなかった2個を翌日に持ち越した。

配信 04/25 07:00、04/25 07:49

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http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0393062.html

★1が立った時間 2017/04/25(火) 08:17:30.74
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