【徳島】県内最大級の商業施設「イオンモール徳島」開業で県警ヘリも出動へ 当面はシャトルバスも運行

徳島市末広町の大型商業施設「イオンモール徳島」が27日午前9時、開業する。

徳島県内最大級の商業施設となり、来店者数は年間700万人が見込まれることから交通渋滞が懸念されている。プレオープンで営業していた25日も、
周辺が混雑した。市やイオン徳島は公共交通機関での来店を呼びかけており、当面はJR徳島駅までの間でシャトルバスを運行する。
イオン徳島は総合スーパーや複合型映画館、約900席のフードコートなど151店舗が入る。
施設は新町川沿いにあり、車は橋を渡ったり川沿いの幹線道路を通ったりして進入するが、ルートが限られている。
25日午後5時頃には施設に入る道路で車列ができた。店舗入り口では歩行者を通すために、慌ただしく警備員が車を制止するなどしていた。
イオン徳島側は、施設内外に計3100台分の駐車場を確保し、施設から約2キロ離れた沖洲マリンターミナルにも臨時駐車場(約500台)を設置。
1200台分の駐輪場もある。イオン徳島を運営するイオンモール広報部は「万全の態勢で27日のグランドオープンに臨み、
近隣に迷惑をかけないようにしたい」とする。
また、徳島県警は渋滞に備え、27日と29日にヘリを使い、店舗周辺の交通状況を確認する。渋滞が目立つ場合、近くの信号機の点灯時間を遠隔操作し、
混雑の解消を目指す。幹線道路の電光掲示板でも渋滞情報を発信する。
県警交通規制課は「緊急車両の走行や市民生活に影響しないよう対応する」としている。

YOMIURI ONLINE(2017年04月26日 08時10分)
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170425-OYT1T50112.html http://mastetae.xyz/